●本当に必要な本質機能を徹底追求。高い機動性・堅牢性・品位を備えた超望遠ズームレンズの決定版
●Sportsラインの開発コンセプトにふさわしい最高レベルの光学性能を実現
蛍石と同等の性能を誇るFLD※(“F”Low Dispersion)ガラス2枚と、SLD(Special Low Dispersion)ガラス3枚の採用により、色収差を極限まで補正。望遠端で目立ち、絞っても改善されることのない倍率色収差を、特殊低分散ガラスの使用をはじめとしたパワー配置の最適化により重点的に補正。ズーム全域で高い描写性能を実現しました。
※ FLDガラスとは、従来のガラスと比べて屈折率と分散性が極めて小さく、異常分散性が高いといった蛍石と同等の性能を持つ、透過性に優れた最高水準の超低分散ガラスです。この性質を利用して、従来のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去し、極めてシャープでコントラストの高い優れた描写を実現しています。
●過酷な使用にも耐えうる高品位・高機能ボディのハイエンドモデル
・高い「防塵・防滴」を実現する構造
・主要の焦点距離ごとに設定できる「ズームロックスイッチ」
・快適な撮影を助ける、レンズの「撥水/防汚コーティング」
・「マニュアルオーバーライド」搭載。二つのフルタイムマニュアルモードが切替可能
・自在な固定を可能にする「新設計の三脚座」
・直進ズームとしても使いやすい操作性
●写真家のハードな要求に応えきる高い運動性能
縦・横位置での流し撮りが可能な「加速度センサー採用」
加速度センサーを採用した手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載したことにより、より精度の高い手ブレ補正を実現。一般的な撮影に適している手ブレ補正モード1、モータースポーツ等の流し撮りに最適な手ブレ補正モード2の2つの補正モードを搭載していますが、モード2においては加速度センサーが有効に作動。カメラの姿勢を感知し、縦位置、横位置それぞれに応じて撮影時のブレを効果的に補正します。
※ニコンF6、キヤノンEOS-1V以外のフィルムカメラではご使用になれません。
※モード2の流し撮りは水平方向に限定されます。
「最適化されたAF」でさらに高速・静粛に
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)の搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。さらに、従来機種から駆動アルゴリズムを大幅に見直しました。これにより、コンティニュアスAF(AF-C)の合焦率を約5%向上させました。
●SIGMA USB DOCKでカスタマイズが可能。充実のカスタマイズ機能で、使い勝手や用途を随意に調整可能に
ファームウェアのアップデートや合焦位置の調整、フルタイムマニュアルの動作の変更やフォーカスリングを回してからMFに切り替わるまでのタイミングの調整を、別売りのSIGMA USB DOCKを使用して行うことが可能です。PCに接続して専用ソフトウェア「SIGMA Optimization Pro」を使用し、各種調整を行います。また、このレンズでは、スイッチの切り替えにより撮影に合わせて設定したカスタムモードが使用出来ます。カスタムモードでは、オートフォーカスの速度調整、フォーカス駆動域を任意の範囲で調整できるフォーカスリミッター、手ブレ補正のパターンを、ファインダー効果優先、標準的な補正、流し撮り優先の3つから選択できるOS調整が可能です。
●レンズを資産として末永く愛用いただける「マウント交換サービス」に対応
※「マウント交換サービス」(有償)は、通常の修理・サポートとは異なりますので、販売店などでの受付はできません。
※シグマ窓口での一括対応になりますことをご了承ください。
●真鍮製バヨネット・マウント
●フレア、ゴーストに配慮した設計
●9枚羽根の円形絞りを採用